宮崎沖にて震度5の地震が1月13日、発生しました。
しばらくしてから「南海トラフ地震」への直接的な影響がない事も証明され、大事には至りませんでした。
神戸・淡路大震災から節目となる30年を迎える事になります。もしもに備えて、今一度電気屋目線での注意事項を列記してみましたので、ご確認ください。
◆モバイルバッテリーは常にフル充電を
何かと使えるMB。私は常時大容量の物1個、小さめ2個、極小1個をフル充電した状態で机の上のトレイに置いています。
◆乾電池やソーラー照明
乾電池は単一2本、単三4本、単四2本を机の引き出しに入れています。
ソーラー関連は、寝室に置いているキャンプ用品専用コンテナBOX内で保管しています。2週間に1度の頻度で天気の良い日にベランダで充電するようにしています。
◆避難する前には分電盤の主電源をOFFに
津波に関する地域にお住まいの方は、警報が出たら迷わず避難してください。もし時間があった場合は、分電盤をOFFにしてから外出することも頭の片隅に置いてもらえると、電気火災が激減するようです。
◆停電による断水
電気ポンプを経由して水栓から水が出ている場合は、当然ながら停電するとポンプが作動しないため、水が出ません。
日頃から飲料水の備蓄や空いたペットボトルに水道水を入れておく等しておけば、いざという時に生活水との使い分けができます!
◆温熱電気機器の取り扱いにも注意を
この寒い時期には欠かせない温熱機器。電気(特に石油)ストーブや電気毛布に加え、調理中の火の元(例えば鍋料理中)にもご注意ください。
地震発生時はまず身を守る事に徹され、揺れが収まった直後で結構ですので、慌てず電源OFFならびにコンロの元栓を閉めるようにしてください。
◆気を付けたいこと
防災グッズや貴重品の管理も大事ですが、就寝中の地震発生においては、目の悪い人は手を伸ばせば届く距離にメガネ(コンタクト)を置いておくことやスリッパも足元に置いておく事で、大きな災害が起きた際に散乱した物による足への怪我防止となるため、意外と重要なアイテムとなります。
色々書きましたが、地震は事前連絡がある訳でもなく、時間・規模・場所が不確定なので備えることは大事ですが、常に準備していた防災グッズが手元にあるとも限らないためにもやはり日頃からの心構えがまずは必要だと思うのです。
転ばぬ先の杖、ではありませんが、皆様良いご準備を・・・。